インドネシア語を学んで旅する🎒 【神の文が浮き出る木がある】 オランダと戦って散った インドネシアの女性海軍将軍の墓

インドネシア語を学んで旅する🎒
【神の文が浮き出る木がある】
オランダと戦って散った
インドネシアの女性海軍将軍の墓

インドネシア語レッスン(中級以上)では
普段見聞きしないような
ユニークな記事を題材にしています。

そのひとつがこれ✨

16世紀、オランダによる植民地化に
抵抗し続けたアチェ王国の
マラハヤティ(Malahayati)女性海軍大将の話。

彼女は2000人の未亡人部隊「イノン・バレー」を
結成し引率したインドネシアの女性英雄です。

マラハヤティ海軍大将は軍人の血筋に生まれ、
なんとトルコの軍人学校
バイトゥル・マクディス(Baitul Maqdis)で
学び軍人になったのでした!

そして、コルネリス・ドゥ・ハウトマン
という名前のオランダ人指揮者を船上で
一騎打ちし倒し、当時、一躍有名に。

その功績が王国に認められ
女性として初めての
「海軍大将」の称号を得た人なのです。

しかも、彼女の武器は
アチェ民族の短剣レンチョン(rencong)

コルネリス・ドゥ・ハウトマンの武器は長剣。

マラハヤティ海軍大将は一騎打ちで倒した
コルネリス・ドゥ・ハウトマンの弟を
捕虜として捕らえ

同盟国のイギリスと平和的交渉をし
多額の身代金を受け取り釈放。

この時、イギリスは平和的解決をした
功労者として彼女を賞しています。

女性部隊が使ったとされる
イノン・バレーの砦はサバン(ウェー島)に
今も残されています(が閉鎖されている模様)。

彼女は最終的にオランダによって討たれ
彼女が率いた兵士たちの多くも亡くなりました。

オランダは英雄の墓を暴くのが常だったので
彼女と夫とその子供の計3人は猿や熊もいる
森の小高い丘に密葬されましたが

どこに葬られたかは本当に秘密だったので
誰もそのありかを知りませんでした。

今、彼女の墓守をしている管理人さんの
曾祖父さんが自分の土地に墓を発見。

カーボン紙で墓石の文字彫刻の写しを取り
ジャカルタの中央政府に送ると
専門家により彼女の墓だと鑑定されたのです。

そして彼女たちの墓から見える海沿いの丘に
兵士たちは葬られています。

彼女と旦那さんの間にはひとりの
子供がいましたが旦那さんもそうですが
やはり亡くなったので
直属の子孫はもういません。

民族と宗教のために戦った彼女たちの墓を
発見した今の管理人の曾祖父さんは
ここにいくらかの木を植えましたが
今はとっても巨木と化しています。

そしてアラビア文字によるアラビア語で

アッラーのほかに神はなし
アッラーは偉大なり

などの文字が木の幹に刻まれたように
浮き上がるので

インドネシア中で話題になりました。

インドネシア語を学ぶと
興味が興味を呼んで

そのモチベーションをバネに
インドネシア語の方も更に上達していくと思います!

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