ke-anの単語の2つの品詞、ke-an名詞とke-an動詞
じゃかるたインドネシア語レッスン
代表の清水純子です。
はじめに
インドネシア語の単語の中には
ke – an という形のものがあります。
keadaan（状態）、kesehatan（健康）などの
名詞がありますが
名詞以外にも ke-an の単語は
日常会話でよく出てくるので
ke-an の単語はどういう時に使って
どういう法則なんだろうと思ったことはありませんか。
こういった疑問点を解消していかないと
行き詰ってしまいますよね。
動画では ke-an の単語はどういう構造になっていて
どういう意味で使うのかご説明しています。
https://youtu.be/i0u02HWDHCw
ke-an の単語の覚え方についてもご紹介するので
ぜひ最後までご覧ください。
ke-an の2つの品詞
ke-an の単語は kata dasar（語幹）の前に ke が付いて
kata dasar（語幹）の後ろに an が付きます。
kata dasar（語幹）について説明している動画は
概要欄から見れますので確認してみてください。
kle-an の単語には品詞の違いによって
次の2種類があります。
① ke-an 名詞
② ke-an 動詞
ke-an 名詞については色々な学習書でも
取り上げられていて
机上で学習しただけの人も
分かるようになることが多いのですが
いざインドネシア語の環境に入ってみると
日常会話の中には何だかよく分からない
ke-an の単語が飛び交っていて
全然理解できないということが多いです。
全然理解できないのは2番目の ke-an 動詞のことを
全然知らないことが原因です。
① ke-an 名詞 ② ke-an 動詞 について
順番に見ていきたいと思います。
① ke-an名詞
ke-an 名詞の kata dasar（語幹）になるものには
動詞、形容詞、名詞など色々あります。
動詞：ada（ある、いる）
名詞：keadaan（状態）
動詞：lahir（生まれる）
名詞：kelahiran（誕生）
形容詞：sehat（健康な）
名詞：kesehatan（健康）
形容詞：adil（平等な）
名詞：keadilan（平等）
名詞：uang（お金）
名詞：keuangan（金融）
名詞：hutan（森林）
名詞：kehutanan（林業）
② ke-an動詞
ke-an 動詞は詳しく見ていくと
大きく2種類に分かれます。
① ter動詞のノンフォーマル体
（ter動詞についてはまた別の機会に！）
② 被害を表す受動態動詞
（見舞われる、被るなどの意味です！）
この動画の中では説明しきれないので
詳しい説明は飛ばして例文だけ挙げてみたいと思います。
まず ter動詞のノンフォーマル体です。
ke + lihat（見る） + an
Pak Dian terlihat/kelihatan muda
（ディアンさんは若く見える）
次に被害を表す受動態動詞の例文です。
ke + hujan（雨）+ an
Anak saya kehujanan di jalan
（私の子供は道で雨に降られた）
ke + panas（熱い、暑い）+ an
Kita kepanasan di ruangan ini
（私たちはこの部屋で暑さに身がこたえる）
ke-an の単語の覚え方
ke-an の単語だけではないですが kata dasar（語幹）に
接頭辞や接尾辞が付くことによって
同じ kata dasar（語幹）でも
色々な意味の単語になってきます。
ひとつひとつを確実に覚えていくためにはまず
kata dasar（語幹）の持つ意味を分かる必要があります。
逆に言うと kata dasar（語幹）の
意味さえ理解しておけば
接頭辞や接尾辞がついた単語は
文脈からだけでも意味が分かるようになります。
繰り返しになりますがインドネシア語における
kata dasar（語幹）はとても大切な要素です。
kata dasar（語幹）についての動画は
こちらから見れますので確認してみてください。
単語を覚えるためには
多くの例文に接することが大切です。
今日ご紹介しきれなかった例文の他に
日常会話で使える例文にはどんなものがあるか
知りたいなと思われたら私が執筆した
Salam Berbahasa Indonesia
「インドネシア語初級教本」の中にはもっと
沢山の例文が載っているのでこちらからご覧ください。
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