発電船の船内が見れるのはとても珍しいこと。今は展示スペースになっているのだけど空調がまったく残念。まるでサウナの中にいるように汗が噴き出してくるので暑い時間帯は覚悟が必要。
18年間を封じ込めたインドネシア発電船
PLTD Apung 1⚡⚓
海岸から5キロ内陸へ津波で運ばれ「座礁」⚓
発電船が集落の真ん中で止まりました。
同時に船内の「時」も止まってしまいました。
船を停泊させる碇(いかり)も
碇のロープの巻取り装置のキャプスタンも
きれいにペンキで塗られて時が封印されたから
それが「津波発電船博物館」です。
家から船へ出勤準備中、船が家にやって来た
船のスタッフのひとりだったファイサルさん。
当番だったその日、船へ向かう出勤の準備をしていました。
そして大地震の後の大津波🌊
いつも見慣れている巨大な船の煙突が家の前に見えるではありませんか!
ファイサルさんは最初、夢を見ているのかと思いました。
なんと、彼が船へ行くかわりに船の方が家にやって来たのです❗
船の周りには壊れた家屋や流されてきたガレキ
亡くなった人の遺体で満ちていました。
彼が語っているビデオは船の中の博物館で
放映されています。
インドネシア電力公社で正社員にしてもらえないファイサルさん
奇跡的に助かったファイサルさんは
船のあらましを語ることができる「証人」😎
博物館の中のビデオでは毎日彼が
津波の時の様子を語っています。
ここは津波観光の目玉なので
海外からの観光客が後を絶ちません。
ファイサルさんの悩みはまだ契約社員であること(2019年の情報)。
船は鉱物・エネルギー省の管轄で彼も省の契約社員なのですが
契約期間が限られるし待遇もそれなり😥
船の「顔」になっているのだから
より安定した生活を送ってもらうために
正社員にしてあげてと
考える人も多いようです。
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