今回はインドネシア語を勉強する上で、最も最初にしなくてはならない「地ならし」の最初のステップになります。
地道な作業なので、これを軽視して、飛ばしてしまう人がなんと多いことか。
それが、インドネシアのアルファベットをちゃんと学ぶことです。
インドネシア語のアルファベットとは
既にご存知かとは思いますが、インドネシア語で使用されるアルファベットは英語のアルファベットと全く同じです。
非常に簡単ですね。
インドネシアがインドネシア語表記にこのABCのアルファベットを採用したことで、外国人にとっては非常に学習し易いものとなり、国内においても普及し易いものとなりました。
しかし、読み方はオランダ式の読み方です。
これは、インドネシア(という名称さえまだなかったですが)は300~350年ほどに渡りオランダの植民地であった影響であると言われています。
アルファベットの読み方は片仮名書きすると次のようになります。
反復して覚えてください
A アー
B ベー
C チェー
D デー
E エー
F エフ
G ゲー
H ハー
I イー
J ジェー
K カー
L エル(英語のLとほぼ同じ)
M エム(英語のMとほぼ同じ)
N エン(英語のNとほぼ同じ)
O オー
P ペー
Q キー
R エル(英語のRより巻き舌で)
S エス
T テー
U ウー
V フェー
W ウェー
X エクス
Y イェー
Z ゼッ(ト)
とにかく、暗記してくださいね!
これができていると、できていないでは今後の学習の進み具合に大いに開きがでてきます。
これは理屈抜きで、このページを何度も開いて、声に出して復唱していただければと思います。
省略語が多いインドネシア語
インドネシア語の中では省略語が多いです。
特に複数の単語から成る熟語の中でも固有名詞等はそれぞれの単語の頭文字を取って、省略語にされています。
例えば、インドネシア人がどこへ行くにも携帯している身分証明書のKTPをご存知でしょうか。
KTPとはKartu Tanda Pendudukの略語です。
しかし、日常的にはいちいちKartu Tanda Pendudukとは言わないんですね。
K(カー)T(テー)P(ぺー)と言います。
インドネシア語にはこのような言葉がとても多いのです。
ですので、正式な言い方を知らなくても、略語だけ覚えていれば日常的には十分なことも多いのです。
例えば、インドネシア人とのコミュニケーションに欠かせないSNSは、ずばりW(ウェー)A(アー)です。
日本ではLINEを使うことが多いですが、インドネシアでは断然WhatsAppなのです。
WhatsAppは略してWAと言うんですね。
F(エフ)B(べー)はFaceBookのことです。
このFBは以前はとても流行っていましたが、2018年現在ではそれほどでもなくなりつつあります。
このように、アルファベットの読み方は非常に重要になってきますので、ぜひとも暗記していただきたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【ポイント】アルファベットの読み方は、理屈抜きでとにかく覚えましょう!
アルファベットに限らずなのですが、理屈っぽい人は言語の上達がスローな印象を受けます。
「どうして、こうなるの?」という探求心はある程度、必要なのですが、あまり探求に時間をかけてしまうと覚える時間がなくなります。
アルファベットを覚えることと並行しながら、次の段階に進んでみてくださいね。
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