インドネシアの昔の墓石が日本のお寺の住職だった祖父の墓石にそっくり🌿

泥まみれで力を振り絞って活動しています。歴史愛好会(MAPESA)の本から。

インドネシアの昔の墓石が日本のお寺の住職だった祖父の墓石にそっくり🌿

こういう四角柱の墓石は日本のお坊さんでは見たことないです。
Batu Nisan yang Mirip dengan Batu Nisan Biksu Jepang
今日は墓石の話です😆
ここでは歴史に興味を持つ若者たちが集まり、ボランティアで歴史的史跡の採掘、記録、社会的啓発、保存などを行っています❗
しかし、なぜ彼らは若いのに歴史に興味を持っているのでしょうか?
それは・・
「自分たちの民族と郷土への愛」ゆえに他なりません。
民族に誇りを持っているからこそ歴史に目が行くのだと思います。
民族とは言語であり、民族とは歴史なのです。
言語と歴史が消えれば民族も消滅しますよね?

建設プロジェクトは史跡ある場所に

円柱だけど上の方が広がっているのは日本のお坊さんのお墓に似ている。
しかも、大きな建設プロジェクトがあるたびに、その場所は実は史跡を含む場所だったりして
黙っているとどんどん破壊されてしまい
解明されていない歴史もそのまま研究されずに闇に葬られる・・という危機感があります。
それらの「破壊」はアイデンティティの破壊でもあります。

町を歩けば墓石に当たる

桃の実のように尖ってるのが日本のお坊さんのお墓を思い出させる。
ここはまだ田舎ですから未開発の地も多いです。
野原や沼地、河川敷や海岸など、あらゆる場所でなんとなく古い墓石が散乱していることが多い。
「昔はだあれも歴史なんか興味持っとらんかったんや。歴史勉強するようになったんは最近のことなんや~」歴史の教師だった父が言っていました。
「お父さんが子供の頃もその辺に古墳の石とか、土器とか転がっとったんや。だあれも発掘なんかやらんかった」とも言っていました。
少年時代の父が個人的に「発掘」していた場所は父がもう認知症で色んなことが理解できなくなってから
ゴルフ場開発の計画がきっかけで⛳
そうそうたる古墳群が発見され有名になり日本国の史跡に指定されました。🚣🌳
まあ、ここも同じなのでしょう。
昔の偉い人の墓石が散乱していますよ😆
でも多くの人は見過ごすだけ😥
ここは交易が発達していたし、大国の数々と関わっていたので
墓石の複雑な彫刻の度合いなどから見ても、時代は違いますが我が父が関わった史跡なんかより
ひょっとしたら数百倍も価値ある史跡のような気がします❗
私の父や仲間たちの草むら的な活動が最終的には日の目を見たように
ここの人たちの活動も無駄にならないで欲しいです。

インドネシアなのに日本のお坊さんの墓石に似ている

ここはインドネシアなのに、日本で住職だった祖父のお墓の墓石に似ている墓石を発見。
祖父のお墓は代々の住職の墓地区画にあり、墓石の形はお坊さんは特別なんです。
上部が桃の実のように丸いけど尖っているような。
それで住職の奥さんのお墓も同じ区画に葬られます。
だけど住職とその奥さんでは墓石の形が違うというのが決まりなんですね。
ここでも女性と男性の墓石は違う形なのだそうです。
昔はヒンズー教だったのでその影響があるらしいということです。
彼らの活動の写真は本家本元のこっちで見ると断然キレイです。

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