じゃかるたインドネシア語レッスン
代表の清水純子です。
インドネシア語の単語は少しずつ覚えてきたのだけど
いざ自分で話すとなると文が作れない
ということはありませんか?
そんな時はインドネシア語の文の構成の基本に
立ち返ってみるのがおすすめです。
文の構成を見るためには文の構成要素に
どんなものがあるか知る必要があります。
構成要素とは主語や述語などのことですが
この部分を曖昧にしておくと
文の構成そのものが理解できなくなるので
しっかり確認しておきたいですよね。
動画ではインドネシア語の文の構成を形作る
主語や述語などの構成要素には
どんなものがあるかご紹介します。
是非最後までご覧ください。
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https://youtu.be/YE1Q5CH54Ww
テキスト版はこちら
なかなか動画を見れないあなたのために
以下テキスト版を貼っておきますのでご確認ください。
インドネシア語の文の5つの構成要素
インドネシア語の文の構成要素には
次の五つのものがあります。
① 主語(Subjek)
② 述語(Predikat)
③ 目的語(Objek)
④ 説明語(Keterangan)
⑤ 補足語(Pelengkap)
基本的にこの5つを意識しておけば大丈夫です。
これら5つの構成要素はどんなものなのか
例を挙げて見ていきたいと思います。
①主語(Subjek)
Saya minum(私は飲む)の主語は saya(私)です。
Jus itu enak(そのジュースは美味しい)の
主語は jus itu(そのジュース)です。
主語という概念は多分聞き慣れているので
分かりやすいと思いますが
主語は会話文の中で省略されることが多いので
ひとつの文の構成を確認する時に
まず主語は何だろうと意識することが大切です。
②述語(Predikat)
Saya minum(私は飲む)の述語は minum(飲む)です。
Jus itu enak(そのジュースは美味しい)の
述語は enak(美味しい)です。
述語は「主語がどうした」とか
「主語がどんな風だ」ということを表すものです。
Saya minum の minum(飲む)のような動詞や
Jus itu enak の enak(美味しい)のような形容詞が
述語になります。
③目的語(Objek)
Saya minum jus(私はジュースを飲む)の
目的語は jus(ジュース)です。
目的語は述語である動詞の後につくもので
「何をどうした」の「何を」にあたるものです。
動詞の後に必ずつくものではなくて
つかない時もあります。
④説明語(Keterangan)
Saya minum jus di pantai
(ビーチで私はジュースを飲む)の説明語は
di pantai(ビーチで)です。
説明語には di pantai のように場所を説明するものや
その他にも時間、方法などを説明するものがあります。
⑤補足語(Pelengkap)
Jus itu terlihat enak(そのジュースは美味しく見える)
の enak(美味しい)が補足語です。
補足語は目的語と混同されやすいですが
目的語は日本語にした時に「~を」になるのに対し
補足語はそのようになりません。
文の構成要素との向き合い方
このようにインドネシア語の文には
5つの構成要素がありますが
5つを常に意識していなければならないの?
と思われたかもしれません。
そのようなことはありません
私たちがインドネシア語を学ぶ目的は
インドネシア語で
コミュニケーションすることだからです。
私の考えでは五つの要素のうち
一番大切なのは主語と述語です。
主語と述語がどれだか分からないと
自分で文を組み立てるのも
大変になってしまうかもしれません。
その次に目的語は受動態の文を理解するのに
欠かせない要素なので大切なものになります。
その他の要素はそんなに意識しなくても
自然に身についていくことが多いので
まず大切な要素から意識するようにしてください。
動画はこちらから
動画の方が分かりやすいと思うので
こちらからご確認ください。
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